大和自動車交通は、宮園自動車グループの傘下である宮園砿油を株式交換で子会社化することを決めた。これにより、大和自動車交通グループのガソリンなどの取扱量が増加する。株式交換予定日は2022年7月1日で、株式交換比率は大和自動車交通1:宮園砿油3.1726となる。大和自動車交通は都内でハイヤー・タクシー大手4社の一角を占め、グループ内ではガソリンスタンド事業や不動産事業を手がけている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:大和自動車交通グループは、宮園砿油の子会社化により、ガソリンなどの取扱量を増やし、事業の多角化を進めることができる。今後は、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、グループ全体の成長につなげることが重要となる。また、M&Aにおいては、株式交換比率の決定や法的手続きなど、慎重かつ迅速な対応が求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。